当院では、オリンパス社製、最新鋭の内視鏡システム本体(EVIS LUCERA ELITE)を導入しております。
従来のハイビジョン画質を大幅 に上回る高精細画像を実現、がんや微細病変を早期発見するための狭帯域光観察(NBI)も進化し観察性能が一段と向上しました。
患者さん用のモニターを設置しておりますので画像を見ながら検査できる事もできます。
口からカメラを入れ食道、胃をくまなく見ていき逆流性食道炎、食道がん、萎縮性胃炎、胃ポリープ、消化性潰瘍、胃がんなどを見つける検査です。
多くの早期癌は開腹することなく内視鏡的に治療が出来るようになってきましたので早期に癌を発見するためにも定期的に検査を受けましょう。
ご希望の方は経鼻内視鏡も導入していますので当院のスタッフへお伝えください。
検診などで便潜血陽性の人は勿論ですが、便潜血が陰性でも排便異常、腹部の違和感、一度も大腸検査を受けたことがない人は大腸内視鏡検査をおすすめします。
2023年の統計によると日本人のがん死亡者で一番多いのは肺がん、二番目に多いのが大腸がんで、男性27,936人、女性25,195人が亡くなっています。女性のがん死亡で一番多いのが大腸がんです。
大腸内視鏡検査でポリープが見つかれば、大きさや形をみて大学病院、嬉野医療センターなどへ紹介することもありますが、多くの場合当院で検査時にポリープを切除可能、日帰り治療を行っています。ちなみに当院では1994年から専門医による大腸内視鏡検査と内視鏡的ポリープ切除を行っていますが、2024年12月末まで4,494人の検査を行い、1,713人ポリープ切除術を行っています。
又、早期大腸がん71人、進行がん43人でした。大腸内視鏡検査を希望される方は、お気軽に当院へご相談ください。
今回初めて、細径(5.4mm)スコープがハイビジョン化され、画像ノイズも少なくなり、よりクリアな画像が得られるようになりました。加えて、先端レンズの組み立て技術向上により、明るさもピント調整機能も向上し、微細な血管・表面構造もリアルに映しだすことが可能になっています。
これまでより苦痛も少なく、かつ今まで以上に制度の高い胃カメラ検査が可能となり、胃がん・食道がんの早期発見につながっていくことと思います。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
超音波検査は、いわゆるエコー検査で、ブローブと呼ばれる物で、体をなぞるだけので体内の状態を簡単に見る事ができる検査になります。
もちろん痛みや危険性もなく、ベッドに休んでいるだけで検査が受けられます。
検査時間も5分程度とで済みます。 肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・脾臓の大きさ、形、内部の状態を見る検査になり、特に脂肪肝や胆石はよくわかります。
その他検査項目に、心臓・頸動脈・甲状腺等の検査も行なっております。
当院では専用のエコー室を設けており、最新の高解像度超音波診断システム「ARIETTA 60」(日立社製)を使用して、より鮮明な画像を見ることが可能となりました。
頸動脈エコー、血圧脈波検査(脈波伝播速度検査)により、動脈硬化の有無、程度の診断、及び治療効果(動脈硬化の退縮)の判定をします。
当院では専門の先生にも来て頂いているのでより詳しい検査をすることも可能です。
私たちの血管が動脈硬化を起こしているかを簡単に調べる検査で頚の血管に超音波を当てて動脈硬化の指標のひとつである内膜中膜複合体肥厚度を検査します。
血管壁が厚くなっていると脳の血管、心臓の血管にも動脈硬化があり脳血管障害や虚血性心疾患のリスクが高くなると言われていますので高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などの人は頚動脈エコー検査をおすすめします。
検査を希望される方はお気軽に当院へ相談ください。